ジョンズホプキンス大学 School of Public Health MPH 日本プログラム第3期卒業生がCapstoneの最優秀賞を受賞しました。
ジョンズホプキンス大学 School of Public Health(JHSPH)MPH 日本プログラム第3期卒業生の市川 智光 先生がCapstoneの最優秀賞を受賞されました。(Capstone Project とは、授業以外で卒業に必要な課題研究のことです)
<市川先生の受賞コメント>
Johns Hopkins Bloomberg School of Public Health の MPH Program を修了しました市川 智光です。このたび、Capstoneの最優秀論文賞をいただきましたことを光栄に思います。
この研究では、日本の高齢者在宅医療における在宅死の関連因子を競合リスクモデルで分析しました。着想や研究デザインにあたり、講義で学んだ生物統計手法、加齢や中枢神経系用薬に関する知識に助けられました。充実したこれらの講義のラインナップが JHSPH MPH 日本プログラムの魅力です。
データ整備に予想外の時間を要し苦労しましたが、地域医療を実践する診療所で臨床研究ができる環境を作りたいとの入学動機を思い出し、地道な作業を続けました。老年疫学がご専門の Qian-Li Xue 先生からいただいた鋭い質問への対応を通じて、より深く考察できたことをありがたく思います。
今回いただいた賞を励みに、より一層の研鑽を積みたく思います。これまで支えてくださった多くの先生方や仲間たちに心より感謝申し上げます。
<市川先生の略歴>
2000年 東京大学 大学院修了、学術博士。米系戦略コンサルティングファーム プリンシパル・ディレクターを経て、東京医科歯科大学 大学院博士課程 単位取得満期退学。現在、さいたま市にて医療法人の経営に従事。
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